高齢者・介護・リハビリ

くことの大切さについて

高齢者や障害者の介護について、そしてリハビリを行う人の問題や、介護・福祉現場の声を考えてゆきます。

 

介護・福祉の現場ではどんなことが起こっているのか?~安全で健康的な生活を送るために~

介護の現場での老人の転倒事故は非常に大きな問題であり、介護や福祉の現場でさまざまな対策がとられてきております。

転倒事故の主な原因がつまずきといわれており、最近では当然のようにバリアフリーなどが導入されています。

そして次に多いのが滑って転ぶ転倒事故です。転倒事故による対策として、靴下の足裏にゴム上滑り止めをつけてみたり、滑り止め対策を行っていますが、しかし、実際の現場ではバリアフリーの床にある絨毯などと接するような1cm程度のわずかな段差でも転倒事故が起こるのがわかってきました。

 

高齢者の転倒の原因とは?

高齢者は反射能力が若いときに比べ鈍くなってしまいます。それは脳の衰えによるためで、例えば、脳卒中などで体の一部が麻痺してしまった場合、リハビリをするときは、麻痺をしている部分だけではなく、それ以外の部分も強化していくことが大切だといわれています。

まず、筋力が弱くなると、何でもない日常動作でも辛うじてバランスを取っている状況になることがあります。筋力の弱い女性にその傾向が強く、女性の転倒が多いことに相関しています。日常生活で歩くことが少なくなったことも筋力低下の原因となります。

下肢の筋力は歩行距離にして一日約3km以上歩かなければ、年齢に関係なく筋力は低下します。
高齢者の歩行は、歩幅が狭くなったりすることが特徴で、前傾姿勢によってバランスを保つことが、より一層難しくなってしまい転倒しやすくなります。杖や手すりに頼った生活をしていると、下肢筋力だけではなく、バランス感覚も低下してしまうためです。
そのため運動を行うときは動かしにくいところを補えるように筋力を高めるなど、バランスよく自分の体と上手に付き合うことで、効果的な運動を行うことが出来ます。

 

転倒が骨折を招く

高齢者は、骨粗鬆症によって何かの拍子に転んで骨折します。骨折治療で、歩くことがなくなり筋力が落ちることで、寝たきりになる原因にもなっています。特に女性はホルモンバランスの関係で加齢により骨を丈夫にする力が弱くなっているからです。

骨が太く丈夫になるのは、骨を吸収する、破骨細胞と骨を作る骨芽細胞の働きによるためですが、破骨細胞は古くなった骨の成分を溶かし(骨の吸収)骨芽細胞が骨の表面にたんぱく質のコラーゲンを分泌、その上にカルシウムを定着させます(骨形成)

 

年をとっても適度な運動を行うことが大切

運動は体の平衡機能でコントロールされています。平衡機能は、視覚(立体視、距離感覚)、内耳の三半規管、骨格筋、腱器官からの情報が脳に送られ、小脳、大脳運動領域から筋肉に収縮弛緩運動をするよう命令を出すことで保たれています。

「バランス能力の低下」「筋力の低下」「骨粗しょう症」などにより、骨、関節、筋肉といった運動器の機能が衰えることにより、日常生活での自立度の低下や、介護が必要になったり、寝たきりになることをロコモティブシンドロームといいます。

運動は、脳・神経機能を刺激し、脳を刺激することで、自律神経系、内分泌が活発になり、免疫機能も増大し、自然治癒力も高まるといわれています。年をとったといっても適度な運動を行うことで、脳細胞を活性化させ、筋力の衰えを防ぐことが出来るのです。

 

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